Iberian Peninsulaイベリア半島の魅力

イベリア半島クルーズは、スペインとポルトガルの多様な魅力を楽しむ絶好の機会です。バルセロナやリスボン、セビリアといった歴史的な都市を巡りながら、グルメや文化体験も豊富に楽しめます。フラメンコの本場セビリア、ポルトガルの美しい港町ポルトなど、魅力的な寄港地が数多くあります。地中海と大西洋を結ぶこのエリアは、春や秋がクルーズのベストシーズンです。都市観光とリゾートの両方を満喫できる点が、イベリア半島クルーズの大きな魅力です。
人気おすすめコースやベストシーズン、見どころ、さらに寄港地情報も盛りだくさんで、イベリア半島クルーズの魅力をご紹介します。

MAP地図

SEASON運航シーズンとベストシーズン

運航シーズン:3~11月
ベストシーズン:4月~6月、9月~10月
スペインやポルトガルの港(バルセロナ、リスボンなど)は、春と秋が最も快適です。この時期は観光地が混雑せず、気温も穏やかです。夏の7月~8月は高温になりやすいため、海岸沿いのリゾート地が人気です。秋は収穫祭やワインツアーが盛んで、グルメを楽しむにも最適なシーズンです。






PORT主な乗下船地

イベリア半島の主な乗下船港は、リスボンやバルセロナです。サウザンプトン/ロンドン、アムステルダム、コペンハーゲンを乗下船地としているコースもあります。小型船の場合、スペイン南部のマラガやカディス、フランスのルーアンやル・アーブルも乗下船地となることもあります。

ボルドー(フランス) リスボン(ポルトガル) バルセロナ(スペイン)





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運航シーズンとベストシーズン
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・運航シーズン:一年中
・ベストシーズン:5月下旬~10月下旬
※地中海と北欧クルーズのポジショニングのエリアでもあるため、春・秋の設定が多いコースです。
おすすめ時期も、真夏は、日差しも強く気温も高いので、過ごしやすい春と秋がおすすめです。

主な乗下船港
バルセロナ、リスボン、サウザンプトン/ロンドン、アムステルダム、コペンハーゲンが代表的です。
スモールシップでは、マラガ、ボルドー、バレッタ(マルタ島)などが加わります。


イベリア半島クルーズでの見どころ
人気の世界遺産・絶景・グルメ15選


画像スペイン・アンダルシア地方の玄関口 マラガ(スペイン)
マラガはスペイン南部のアンダルシア州の都市の一つで、コスタ・デル・ソルと呼ばれる地中海沿岸のリゾート地の中心に位置しています。天才画家パブロ・ピカソが生まれた街としても有名で、歴史的な建造物など見所も多い街です。白い村ミハス、断崖絶壁の村ロンダへの近郊ツアーもおすすめです。

画像古都グラナダと世界遺産 アルハンブラ宮殿(スペイン)
マラガから車で1.5時間、スペイン屈指の観光地でイスラム時代を彷彿させる異国情緒が魅力の古都グラナダ。
そして、グラナダ最大の見どころが、イスラム建築の最高傑作として世界遺産にも登録されているアルハンブラ宮殿です。スペイン・イスラム王朝が最後の時を刻んだ場所であり、訪れるものを魅了する幻想的な宮殿は、一生に一度は行きたい名所として知られています。

画像キリスト教三大巡礼地 サンチャゴ・デ・コンポステーラ/ビーゴ、ラコルーニャ(スペイン)
サンティアゴ・デ・コンポステーラは、エルサレム・バチカンと並んでキリスト教の三大巡礼地に数えられ、そこに向かう巡礼路は、ユネスコの世界遺産にも登録されています。ビーゴ港からは、車で約1時間~1時間、ラ・コルーニャ港からは約1時間に位置します。
サンティアゴ・デ・コンポステーラに、12使徒の一人である聖ヤコブの遺骸が祀られていると言われているサンティアゴ大聖堂があり、周辺にはレストランやおしゃれなお店が並びます。

画像人気の現代アート美術館 グッゲンハイム美術館/ビルバオ(スペイン)
グッゲンハイムといえば、思い浮かぶのは、フランク・ロイド・ライトがデザインしたニューヨークのグッゲンハイム美術館ですが、ビルバオ・グッゲンハイム美術館はその別館の一つとして1997年にオープンしたコンテンポラリーアート専門の美術館です。建築界の巨匠フランク・O・ゲーリーによって設計されたもので、ビルバオのシンボル。展示作品も建築も見どころ満載の見逃せない美術館です。

画像世界屈指の街 バスク地方(スペイン)
独自の言語や文化をもつバスク人が暮らし、独特の異国情緒が味わえるスペインのバスク地方。
ミシュランの獲得星数が世界でも断トツ。世界一の美食の街として世界中のグルマンたちを魅了しています。スペインとフランスの間に居住するバスク人の間で作られ発展してきたバスク料理。ぜひトライしてみてください。

画像大航海時代を象徴する壮麗な ジェロニモス修道院/リスボン(ポルトガル)
ジェロニモス修道院は、まさにポルトガルの黄金時代を象徴する存在。「マヌエル様式の最高傑作」と称され、世界遺産にも登録されています。
マヌエル様式とは、当時のヨーロッパでは最先端であったゴシック建築をベースに、イスラム建築のドームや出窓を取り入れ、華やかな装飾を施した建築様式のこと。最大の見どころともいえるのが、中庭を取り囲む2階建ての回廊。壁や柱の彫刻は、圧倒されてしまう美しさです。

画像ポルト・ワインの故郷 ドウロ渓谷(ポルトガル)
ポルトガル北部に位置する、ポルト・ワインの故郷ドウロ渓谷。
川の両側を取り囲む山々の山頂まで一面のブドウ畑になっており、その不思議な景観は「ドウロ渓谷のワイン生産地」として世界遺産に指定されています。

画像ポルトガルの宝石 ポートワイン(ポルトガル)
ポートワインとは、ポルトガル北部のドウロ地方、世界遺産にも登録されているドウロ渓谷で造られるブランデーを添加した酒精強化ワインの一種です。
スペインのシェリー酒、イタリアのマルサラワインと並ぶ「世界3大酒精強化ワイン」の1つで、「ポルトガルの宝石」とも称され、甘口ながらアルコール度数が19度から22度までと、酒精強化ワインの中でもアルコール度数が高めのワインになります。チーズに合わせたり、デザートワインとして楽しんだり、就寝前にすこしずつというのもおすすめの飲み方です。

画像カラフルな傘の絶景 アゲダの傘祭り(ポルトガル)
アゲダとはポルトガル首都リスボンとワインで有名なポルトの間にある小さな町です。
そんなアゲダの一番見どころは、毎年7月1日~9月30日まで開催されている“Umbrella Sky Project”(アンブレラ スカイ プロジェクト)傘祭り!カラフルな傘が空に浮かぶお祭りです!
色鮮やかなのは傘だけではなく、ベンチなどもおしゃれに色が付けられているのでストリートが全てアート化しているのも特徴の一つです。期間中はいろいろな場所で、音楽コンサートなども開かれるので、街全体が賑やかになります。

画像五感で楽しむ民族歌謡 ファド(ポルトガル)
ファドは、ポルトガル語で運命、または宿命を意味する民族歌謡です。ポルトガルでは一流レストランから庶民的な食堂まで幅広くファドの演奏を行っているので気軽に聴くことができます。どのお店もだいたい演奏は21時から始まり、3~4人のファディスタが登場し公演を開き深夜2時まで続きます。
ポルトガルを訪れたら必ず体験したいことのひとつです。

画像ワインだけじゃない世界遺産の街 ボルドー(フランス)
世界最大のワインの生産地として有名で、5大シャトーのすべてがここボルドーにあります。
その一方であまり知られていないのが、世界遺産「月の港」としてのボルドーです。歴史的な建造物や広場、美術館が広範囲に分布していて、街自体が世界遺産に登録されています。
フォワグラやトリュフ、3大ブルーチーズのロックフォールも有名で、ボルドーならではのグルメも満載です。

画像世界を代表する世界遺産 モンサンミッシェル/サンマロ(フランス)
モンサンミッシェルは、フランス西海岸、サンマロ湾上に浮かぶ小島、及びその上にそびえる修道院。
カトリックの巡礼地のひとつで、「西洋の驚異」と称され、1979年に世界遺産(文化遺産)に登録されました。
パリからは車で4時間以上もかかりますが、サンマロ港からは1時間ほどでアクセス可能です。
モンサンミッシェルの名物といえば、ふわふわオムレツ。そして、ブルターニュ地方の名物ガレット。メインストリートにはお土産屋さんやカフェ、レストランが並んでいます。

画像フランスの歴史が詰まった ノルマンディー地方/ル・アーブル(フランス)
ノルマンディーと聞いて思い浮かぶのは、「ノルマンディー上陸作戦」ではないでしょうか?ノルマンディーの美しい海岸は、第二次世界大戦時にナチスの占領下となっていたフランスを救う大作戦の舞台として、非常に重要な場所です。
ノルマンディー地方には、モンサンミッシェルの他、東側に位置するルーアンは、世界的に有名なジャンヌ・ダルクが処刑された街、ジヴェルニーという小さな村には、フランスを代表する画家のモネが暮らした家、街全体が世界遺産に登録されている建築巡礼の地ル・アーブルなど、フランスの歴史がつまった重要エリアです。

画像イベリア半島の最南端 ジブラルタル海峡(イギリス)
イベリア半島の南東端に突き出した小半島を占める、イギリスの海外領土、地中海と大西洋を結ぶ海峡です。スペインからアフリカ大陸までは意外と近く、最も狭い場所は約13kmしか離れていません。
ジブラルタルの見どころとしては、古代からこのヘラクレスの柱の一つだと考えられてきた「ザ・ロック」と言われる巨大岩山へのツアー。そして、世界一危険な空港と言われているジブラルタル空港。巨大な奇岩のザ・ロックのすぐ足元に横たわり、この障害物のため離着陸が難しく、更になんと、滑走路の真ん中をウィンストン・チャーチル・アヴェニューという道路が横断しています。

画像英国王室属領 チャンネル諸島(イギリス)
フランスのコタンタン半島沖合い、英国海峡に浮かぶ島々で、寄港地してはジャージー島とガーンジー島がポピュラーです。
ガーンジー島は、美しい海や自然、古代遺跡、博物館、農場など見どころも多く、日本人にはまだなじみが薄いですが、イギリス人には人気の観光地です。
ジャージー島は、ジャージー牛でお馴染みですが、中世イギリス風の美しい街並み、重厚感漂お城、豊かな緑と、童話に出てくるような風景に身を置き、異国の生活を味わえます。古代遺跡や博物館などもあり、観光地としても人気があります。

PORTイベリア半島の寄港地

イベリア半島の主な乗下船港は、リスボンやバルセロナです。サウザンプトン/ロンドン、アムステルダム、コペンハーゲンを乗下船地としているコースもあります。小型船の場合、スペイン南部のマラガやカディス、フランスのルーアンやル・アーブルも乗下船地となることもあります。

※ターミナル、ふ頭は運航年、スケジュール、客船等によって異なる場合があります。

  • リスボン(ポルトガル)

    テージョ川の河口に位置するポルトガルの首都リスボン。迷路のような旧市街地、ジェロニモス修道院、発見のモニュメントも見どころの一つです。の一つです。

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  • ポルト(ポルトガル)

    ポルトガル北西部にある海岸都市であるポルト。川にかかる橋、丸石が敷き詰められた路地や中世の面影を残すリベイラ地区も見どころの一つです。の一つです。

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  • ラ・コルーニャ(スペイン)

    スペイン北西部の大西洋に面した港湾都市。世界遺産であるヘラクレスの塔も見どころの一つです。世界三大巡礼地サンチアゴ・コンポステーラの外港でもあります。

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  • ビルバオ(スペイン)

    スペイン北部のバスク州に位置している工業・港湾都市。近代及び現代美術が収蔵されており、奇抜なフォルムのグッゲンハイム美術館が有名です。

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  • ジブラルタル(英領)

    スペイン南海岸の半島に位置するイギリスの海外領。ジブラルタルのシンボルでもある「ザ・ロック」と呼ばれる石灰岩の岩山は人気の観光地です。

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  • ボルドー(フランス)

    ボルドーはフランス南西部にあるガロンヌ川沿いの港湾都市で、ワインの一大産地として知られています。ゴシック様式のサンタンドレ大聖堂、18~19 世紀に建てられた邸宅、ボルドー美術館をはじめとした有名な美術館がある都市として知られています。

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