Irrawaddy/Mekong Riverイラワジ・メコン川の魅力

イラワジ川とメコン川のクルーズは、東南アジアの伝統と自然を巡る旅です。ミャンマーのイラワジ川では、バガンの遺跡群やヤンゴンの寺院など、仏教文化が色濃く残る場所を訪れます。一方、メコン川クルーズでは、カンボジアのアンコール遺跡やベトナムのフローティングマーケットが楽しめます。冬から春にかけての乾季がベストシーズンで、川沿いののどかな景色とローカルな文化を堪能できる旅です。
人気おすすめコースやベストシーズン、見どころ、さらに寄港地情報も盛りだくさんで、イラワジ・メコン川クルーズの魅力をご紹介します。

MAP地図

SEASON運航シーズンとベストシーズン

運航シーズン:10月~4月
イラワジ川(ミャンマー)とメコン川(東南アジア)のクルーズは、主に10月から4月に運航されます。これは乾季にあたり、気温が比較的穏やかで降雨が少なく、観光に最適な時期です。イラワジ川ではバガンの寺院群を巡るルートが人気で、メコン川ではタイ、ラオス、カンボジア、ベトナムを結ぶクルーズが多く運航されています。
ベストシーズン:11月~2月
この期間は、気温が低めで湿度も控えめなため、快適にクルーズを楽しむことができます。特にイラワジ川では、気候が最も安定し、バガンの遺跡群を訪れるのに適しています。メコン川のクルーズでは、ベトナムのホーチミン市やアンコール遺跡群にアクセスする旅程が多く組まれており、歴史的・文化的な体験を楽しむことができます。また、12月から1月は観光客が増えるため、早期予約が推奨されます。






PORT主な乗下船地

イラワジ・メコン川の主な乗下船港は、ベトナムのミトー、カンボジアのプノンペン、シェムリアップが代表的です。乾季の時期は、カンボジアのトンレサップ湖の水位が低いため、シェムリアップまで行くことができません。

シェムリアップ(カンボジア) プノンペン(カンボジア)





イラワジについて
ミャンマー中部のマンダレー郊外から旧首都ヤンゴンに流れ込む商業水路としても利用されているイラワジ川は、別名「象の川」とも呼ばれ、ミャンマーで最も有名な大河です。
かつて王朝があったマンダレーも流れることから、「マンダレーロード」と呼ばれ、イギリス統治下の時代、この川を舞台とする「マンダレーへの道」という映画作品が残されています。
そのエキゾチックな情景は、120年以上経った現在と大きな違いはなく、イラワジ川は周辺地域をめぐることで、19世紀イギリス統治下と変わらない風景に出会うことができます。

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メコン川について
チベット高原に源流を発し、中国、ラオス、カンボジア、ベトナムを流れ、南シナ海にそそぐ全長が4,350kmの世界で12番目、アジア全体でも7番目に長い川です。
その中でもクルーズエリアとして人気なのは、ベトナムのホーチミンからカンボジアのシェムリアップ間を巡るコースです。陸路や空路では行きにくい水上の村々を訪ねます。
また雨季のシーズンは東南アジア最大の湖・トンレサップ湖を航行することも可能です。

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イラワジの見どころ

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【世界遺産】バガンの仏教遺跡群
イラワジ川中流の東岸に約40㎞にも広がる平野に点在するバガン遺跡群は、カンボジアのアンコール・ワットやインドネシアのボロブドゥールとともに「世界三大仏教遺跡」の一つです。11世紀~13世紀に栄えたミャンマー初の統一王朝・バガンの都のあった場所で、3000もの仏塔や寺院があり、見渡す絶景は圧巻です。

シュエズィーゴォン・パヤー
バガンを代表する仏塔。名称のシュエは「金」、「ズィーゴォン」はパーリ語の「勝利、栄光、祝福の土地」という意味です。ここにはブッダの歯が収められているそうです。

アマラプラ(ウーベイン橋)
アマラプラはマンダレー周辺にありインワより遷都されたことのある古都。見どころは、遷都の際掛けられた、全長約1.2kmのウーベイン橋です。夕日に輝くイラワジ川と橋を渡る人々のシルエットは、絶好のフォトスポットとして人気を集めています。

マンダレー
ミャンマーのほぼ中央に位置し、ヤンゴンに次ぐ第2の都市で1885年に英国に占領されるまで王朝のあった古都です。高さ4mもある黄金のマハムニ仏、マハムニ・パヤーやマンダレーヒルと言われる仏教遺跡群は必見です。

ミングォン
王が建造半ばに亡くなり、未完となった巨大な仏教建造物ミングォン・パヤー、この仏塔のために造らせた90kgもある巨大な鐘、レースのスカートのように優雅な白亜の仏塔シンビューメェと見所の多い静かな集落です。

ヤンゴン
2006年までミャンマーの首都だったヤンゴンは、ベンガル湾に面した広大なイラワジデルタの最大の都市。19世紀の3度にわたる英緬戦争で植民地となり、整然とした街並みは英国人の都市計画の名残りです。街のシンボル、シュエダゴォン・パヤーは2600年の歴史を持ち、現在も人々の信仰を集めています。


メコン川の見どころ

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サデック(メコンデルタ地方)
フランスの小説家マルグリット・デュラスゆかりの地として有名なこの町では小説の舞台となった華僑の青年の家やその国の食文化を垣間見る市場観光などをお楽しいただけます。

カンポンプラサット
メコン川沿いにあるカンポンプラサットではカンボジアの水辺にすむ人々の生活様式や川辺の生息地を垣間見ることが出来るエリアです。

チャウドック
チャウドックはチャム族や中国人、クメール族の人々などが住んでいる多種多様な町。広大なメコン川と田園風景が美しい街です。


地図プノンペン
カンボジアの首都で、メコン川とトンレサップ川の合流点に位置しています。クメール帝国時代とフランス植民地時代でも中心地になっていました。華やかな王宮、シルバーパゴダ、全国から集めた工芸品を展示する国立博物館があり、町の中心部にはアールデコ調の巨大な中央市場があります。


地図トンレサップ湖
トンレサップは、東南アジア最大の湖です。クメール語で「巨大な淡水湖」と「川」 という意味があります。世界最大規模で水上生活者が生活しており、1ブロック1万人、100ブロック100万人以上が住むと言われています。雨季のシーズンにクルーズ船が航行可能です。


イラワジ・メコン川クルーズを運航する船会社

シーニック・クルーズ(イラワジ)
最高級のリバークルーズとして知られ、お食事やドリンクはもちろん、船までの送迎、複数から選べる寄港地観光、客室内のミニバー、チップ、WiFiなど船旅を楽しむ為の料金が全てオールインクルーシブであることが最大の魅力です。ライン川、ドナウ川やボルガ川、ドウロ川や黒海など魅力あふれる様々なコースがあります。

アクア・エクスペディションズ(メコン川)
「世界の素晴らしい川をクルーズする現代の冒険家に、極上の快適さのなかで比類なき旅の体験を提供する」という趣旨のもと設立されました。
5スターの贅沢な船旅は、熟練のガイドによるアクティビティやエクスカーションを含んでおり、現在ペルーの秘境アマゾン川とカンボジア~ベトナム間のメコン川の2ヶ所においてリバークルーズを展開します。


リバークルーズの楽しみ方

客室から見る景観
街の中を進むリバークルーズだからこそ、寄港地から街までの距離が近く、少しずつ変わる景色を眺めながら人々の生活の様子を近くで感じることが出来ます。

自転車で街を散策
リバークルーズは自転車を無料で貸し出すサービスや、サイクリングの寄港地観光ツアーがなどクルーズ船で移動しながらアクティブに街を散策することも出来ます。

テーマクルーズ
音楽鑑賞やコンサート、ゴルフコースでのラウンド、船上から花火が見られるコースなどリバークルーズと共に楽しめるテーマクルーズもあります。

グルメ、ワイン
その土地ならではの郷土料理、ワインの産地を巡りワイナリーを訪れるなどヨーロッパの多彩なグルメ、ワインもリバークルーズで楽しめます。

運河めぐり
人気が高い運河クルーズもおすすめです。フランス、オランダ、ベルギー、ドイツなどヨーロッパの街に広がる運河をクルーズしながら水上から街並みを眺めます。

PORTイラワジ・メコン川の寄港地

イラワジ・メコン川の主な乗下船港は、ベトナムのミトー、カンボジアのプノンペン、シェムリアップが代表的です。乾季の時期は、カンボジアのトンレサップ湖の水位が低いため、シェムリアップまで行くことができません。

※ターミナル、ふ頭は運航年、スケジュール、客船等によって異なる場合があります。

  • シェムリアップ(カンボジア)

    世界遺産のアンコールワットをはじめとした遺跡、カンボジア観光拠点の地。その神秘的な魅力に加え、昔ながらののどかな景色も味わえます。

    もっと詳しく 寄港・発着するコースはこちら
  • プノンペン(カンボジア)

    カンボジアの首都で、メコン川とトンレサップ川の合流点に位置しています。絢爛豪華な王宮&シルバーパゴダや、国立博物館、活気あふれるマーケットなど楽しみ方も多様です。

    もっと詳しく 寄港・発着するコースはこちら
  • ホーチミン(ベトナム)

    ベトナム戦争が終結し、解放される1975年までは「サイゴン」と呼ばれていたベトナム最大の商業都市です。買い物・美食天国とも言われています。

    もっと詳しく 寄港・発着するコースはこちら

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