Volga Riverボルガ川(ロシア)の魅力

ボルガ川クルーズは、ロシアの広大な自然と歴史を巡る冒険です。モスクワからサンクトペテルブルクまでを結ぶ航路は人気が高く、中世の町ウグリチや黄金の環の都市など、歴史的なスポットが点在します。地元市場や伝統的な民芸品も楽しめ、ロシア文化に浸れる特別な体験が魅力です。夏のシーズンがベストで、快適な気候の中、ヨーロッパとアジアを結ぶ壮大な航路を旅することができます。
人気おすすめコースやベストシーズン、見どころ、さらに寄港地情報も盛りだくさんで、ボルガ川クルーズの魅力をご紹介します。

MAP地図

SEASON運航シーズンとベストシーズン

運航シーズン:5月~9月
ボルガ川のクルーズは、ロシアの夏季にあたる5月から9月の期間に運航されます。これは、冬季には川が凍結し航行が不可能になるためです。主要ルートには、モスクワとサンクトペテルブルクを結ぶものがあり、ロシアの歴史や文化、自然を満喫できる内容が特徴です。伝統的な村々や歴史的建築物、クレムリンの見学が人気です。
ベストシーズン:6月~8月
この期間は、ボルガ川流域の気温が最も安定し、観光に適した気候が続きます。日照時間が長く、川沿いの自然風景や観光地をゆっくり楽しむことができます。6月下旬から7月初旬には「白夜」の時期があり、夜でも明るい不思議な体験を楽しめます。8月以降は気温がやや下がりますが、夏の終わりの爽やかな気候の中で旅行を楽しむことができます。






PORT主な乗下船地

ボルガ川の主な乗下船港は、ロシアの広大な歴史と自然を体感できるユニークな航路です。主要な乗下船港は、首都モスクワと文化都市サンクトペテルブルクで、両都市を結ぶルートが人気です。途中、ヤロスラヴリやカザンなど、歴史的な都市にも立ち寄り、ロシアの豊かな伝統と建築美を楽しむことができます。

モスクワ(ロシア) サンクトペテルブルグ(ロシア)





画像ボルガ川クルーズについて
ロシア西部をながれる全長約3,690㎞にもおよぶヨーロッパ最長の川でロシアの母なる川と呼ばれています。ボルガ川はモスクワからいくつもの運河、湖、水路、閘門を通りカスピ海へ注ぐ川で、運河や水路により黒海やバルト海とも繋がっています。ボルガ川沿いにはロシアの歴史と文化、人々の暮らしが息づく美しい街並みや世界遺産、歴史的建築物など見どころも多くあり、広大なロシアをのんびりクルーズしながらお楽しみ頂けます。

画像上流:トヴェーリ州~ヤロスラヴリ州~コストロマ州~イヴァノヴォ州北部
ボルガ川はモスクワとサンクトペテルブルグの中間にあるバルダイ丘陵を源流とし、南北に蛇行しながら流れ、ドゥブナでモスクワ運河と接続し北東に向きを変え、ルイビンクス、ヤロスラヴリ、コストロマ、キネシマを通り、オカ川と合流しここまでが上流部とされます。

画像中流:ニジニ・ノヴゴロド~チェボクサル(チュヴァシ共和国)~カザン(タタールスタン共和国)
オカ川が流れるロシアのニジニ・ノヴゴロドの街からボルガ川は東に進み、チュヴァシ共和国の首都チェボクサル、タタールスタン共和国の首都カザンを通過し南へと流れを変え、カマ川と合流し、ここまでが中流とされています。

画像下流:ウリヤノフスク~トリヤッチ~サマーラ~シズラニ~カムイシン~ヴォルシスキー~ヴォルゴグラート~カスピ海
カマ川と合流したボルガ川は、その後サマーラ屈曲と呼ばれている、クイビシェフ・ダムのあるトリヤッチからジグリ山地にぶつかって大きく屈曲し、サマーラでサマーラ川と合流し南西へ向きを変え湖、ダム、支流との合流などを越え終着点のカスピ海へ注ぎます。そのカスピ海では広大なデルタ地帯を形成しており自然保護区に指定され野鳥の楽園となっています。

画像

主な見どころ

画像モスクワ
ヨーロッパ最大の人口を誇るメガシティであるロシアの首都モスクワは、国際色豊かな街並み、歴史、文化、芸術、グルメなどの魅力が溢れ、そして政治、経済の中心地です。世界遺産や歴史的建築物などの観光スポットも多くあります。

画像モスクワのクレムリンと赤の広場
ロシアで最も有名な観光地であり世界遺産の1つでモスクワ川沿いに位置し旧ロシア帝国の宮殿です。ロシア語で「城塞」を意味し、その名の通り城壁に囲まれ20の城門を備えています。敷地内には宮殿や武器庫、ロシアの歴史にも登場するウスベンスキー大聖堂、ロシア革命の舞台にもなった赤の広場などたくさんの見どころがあり、現在も政治の中心地としてロシア連邦の大統領府や大統領官邸が置かれています。

画像ノヴォデヴィチ女子修道院の建造物群
ノヴォデヴィチ女子修道院はモスクワで最も有名な女子修道院の1つでヴォデヴィチ女子修道院の建造物群として世界遺産に登録されています。建造物群は15の建物からなり、中でも6本の柱と5つのドーム屋根によって構成されているスモレンスキーの生神女大聖堂は見どころの1つです。城壁の外には湖があり、この湖を見ながらチャイコスフキーが白鳥の湖を書いたとも言われています。

画像コローメンスコエの主の昇天教会
緑豊かな自然保護地域のコローメンスコエは、かつて「世界の8つめの不思議」ともいわれ、街の最大の見どころであるヴァズネセーニエ教会(主の昇天教会)はロシア伝統の建築様式として最古の石造建造物であり、世界遺産に登録されています。玉ねぎ型の屋根ではなく八角形の屋根が特徴で見晴らしの良い丘にそびえ立ち、真っ白な外観と緑のコントラストがとても美しい散策コースとしても人気の観光スポットです。

画像サンクトペテルブルグ
ロシアの西武に位置するサンクトペテルブルグは芸術と世界遺産の宝庫で、見どころが多くハイライトとなる街の1つです。街の中を運河が流れ、街並みが美しいことから「北のヴェネチア」と称されることもあります。

画像サンクトペテルブルグ歴史地区と関連建造物群
サンクトペテルブルグの中心地とその郊外の建造物を含め36件が世界遺産に登録されています。サンクトペテルブルグは約300年前に「ヨーロッパへ窓口」となるべく築き上げられた街で現在でも栄華を誇り、その短期間で造られた街とは思えないほど歴史や文化を感じます。またサンクトペテルブルグにある世界遺産や見どころの多くはこの広大な敷地内に佇み、多くの観光客でにぎわいます。

画像エルミタージュ美術館
世界三大美術館の1つでもあるエルミタージュ美術館にはレオナルド・ダ・ヴィンチ、モネ、ゴッホなどの有名画家の作品をなど約300万点以上の作品が所蔵されています。小エルミタージュ、旧エルミタージュ、新エルミタージュ、エルミタージュ劇場、冬宮殿の5つの建物で構成されており、サンクトペテルブルグ歴史地区と関連建造物群の中にある世界遺産の1つです。

画像エカテリーナ宮殿
サンクトペテルブルグから南にあるツァールスコエ・セローという街の中心地に建ち、ロシア初の女帝であるエカテリーナ1世に由来して名付けられました。全長325mにも及ぶ壮麗な宮殿は訪れた人々を魅了します。大広間を中心に東西へ部屋が並び、中でも壁全体に琥珀があしらわれた「琥珀の間」が有名です。サンクトペテルブルグ歴史地区と関連建造物群の中にある世界遺産の1つです。

画像キジ島
サンクトペテルブルグのから足を延ばし、ペトロザヴォーツクから高速船で1時間20分、オネガ湖に浮かぶ細長い島。キジ島は島全体が木造建築の特別保存地区に指定され、この建築群が世界遺産に登録されています。現在は83の木造建築物が点在しており、ロシア最古の木造教会といわれる「聖ラザロ復活教会」やいくつもの玉ねぎ型のドームが特徴の「プレオブラジェンスカヤ教会」など豊かな自然と美しい建築物をご覧頂けます。


ボルガ川コース紹介(例:シーニック・クルーズ)
リバークルーズは冬期にはほとんど運航がないですが、春には花が咲き乱れ、日照時間が長い夏は街がにぎわい、秋には赤く染まる紅葉の景色、冬にはクリスマスムードの街並みなどシーズンによって多様な魅力があります。
※コース内容、運航シーズンは船会社、スケジュールによって異なります。

インペリアル・ロシア
【運航シーズン:9月~10月】
モスクワとヴォルゴグラード間のボルガ川をクルーズし、ロシアの素朴な景色と風光明媚な寄港地を訪れ、歴史や文化を感じるクルーズです。

ジュエル・オブ・ロシア
【運航シーズン:5月~9月】
ボルガ川沿いをクルーズし、美しく広大なロシアを体感いただけるクルーズです。美しく広大なロシアを体感いただけるクルーズです。


リバークルーズを運航する船会社

ルフトナー・クルーズ
オーストリア流のホスピタリティあふれるおもてなしが好評の歴史あるリバークルーズ会社です。客室内でゆったりおくつろぎ頂けるスリッパや日本語のサービスディレクトリーもご用意し安心して船旅をお楽しみ頂けます。ライン川、ドナウ川やセーヌ川、オランダやベルギーの川や運河など魅力あふれる様々なコースがあります。

シーニック・クルーズ
最高級のリバークルーズとして知られ、お食事やドリンクはもちろん、船までの送迎、複数から選べる寄港地観光、客室内のミニバー、チップ、WiFiなど船旅を楽しむ為の料金が全てオールインクルーシブであることが最大の魅力です。ライン川、ドナウ川やボルガ川、ドウロ川や黒海など魅力あふれる様々なコースがあります。

クルスタル・クルーズ
最新鋭の客船は全室スイートルーム仕様、全室バトラー付きで極上のリバークルーズを体験出来ます。お食事やドリンクはもちろん、乗下船日の送迎、多彩な寄港地観光、ルームサービス、チップ、WiFiなどクルーズ料金に含まれるオールインクルーシブ制。ライン川、マイン川、モーゼル川やドナウ川など魅力あふれる様々なコースがあります。


リバークルーズの楽しみ方

客室から見る景観
街の中を進むリバークルーズだからこそ、寄港地から街までの距離が近く、少しずつ変わる景色を眺めながら人々の生活の様子を近くで感じることが出来ます。

自転車で街を散策
リバークルーズは自転車を無料で貸し出すサービスや、サイクリングの寄港地観光ツアーがあったりクルーズ船で移動しながらアクティブに街を散策することも出来ます。

テーマクルーズ
音楽鑑賞やコンサート、ゴルフコースでのラウンド、船上から花火が見られるコースなどリバークルーズと共に楽しめるテーマクルーズもあります。

グルメ、ワイン
その土地ならではの郷土料理、ワインの産地を巡りワイナリーを訪れるなどヨーロッパの多彩なグルメ、ワインもリバークルーズで楽しめます。

運河めぐり
人気が高い運河クルーズもおすすめです。フランス、オランダ、ベルギー、ドイツなどヨーロッパの街に広がる運河をクルーズしながら水上から街並みを眺めます。

PORTボルガ川(ロシア)の寄港地

ボルガ川の主な乗下船港は、ロシアの広大な歴史と自然を体感できるユニークな航路です。主要な乗下船港は、首都モスクワと文化都市サンクトペテルブルクで、両都市を結ぶルートが人気です。途中、ヤロスラヴリやカザンなど、歴史的な都市にも立ち寄り、ロシアの豊かな伝統と建築美を楽しむことができます。

※ターミナル、ふ頭は運航年、スケジュール、客船等によって異なる場合があります。

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